美容の記事一覧

日常のお手入れ(カット編)

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被毛のカットは必要に応じて行ってください。

定期的なカットを必要とする犬種には、プードルやマルチーズ、ヨークシャーテリアなどがあげられます。

この犬種たちは『毛の抜けにくい犬種』としても有名です。

ダックスやチワワも毛は伸びますが、伸びる長さが決まってるので全身のカットの必要はありません。

しかし、足裏や肛門周りの毛は伸びすぎないようにカットする必要があります


カットの必要性

わんちゃんにとってカットは日常生活をより快適に過ごすために必要なことです。

目の周りの毛や関節付近の毛が伸びすぎていると、思わぬ怪我にもつながりますのでぜひ定期的におこなってください。

わんちゃんによって個体差はありますが大体1、2ヶ月に1回のカットをおすすめします。

短毛犬種以外のわんちゃんへ

・定期的な全身カットとは別に週1回でも足裏の毛が伸びすぎていないか確認してください。

肉球から毛がはみ出ていたらカットをお願いします。

肉球は生活の中で滑り止めの役割をしています、毛が伸びすぎているとフローリングなどで滑り転んでしまったり、腰に負担をかけてしまいますので気をつけてください。

・肛門周りも伸びすぎていると、糞がついて不衛生になりますのでカットが必要です。


デザインカット

プードルの『テディベアカット』やポメラニアンの『まめ柴カット』などわんちゃんをかわいらしく見せるカットはたくさんあります。

特に動きにくいなどの支障がなければ、ぜひ楽しんでいただきたいです。

それは飼い主さんが楽しい事がわんちゃんにとっての楽しいことだからです。

日常のお手入れ(シャンプー編)

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わんちゃんにも体臭というものがあります、とくに雨などに濡れるとその臭いはいっそう強くにおいをはっします。

そしてその汚れた状態はわんちゃんにとっても周囲の人にとっても、気持ちのよいものではありません。

ぜひ定期的にシャンプーをしてあげましょう。


シャンプーとリンス

シャンプーとは汚れを落としてくれるものです。

このままでは必要な皮脂まで汚れと一緒に落ちてしまった状態になり切れ毛の原因にもなるので、必ず被毛を保護してくれるものが必要になります。

だいたい必要な皮脂の再生までに1週間程度かかるといわれています。

その間の保護としてシャンプーの後のリンスが必要になります。

リンスもたくさんつけすぎると被毛が滑らかになりすぎるので使用量には注意しましょう。


シャンプーをはじめる前に

わんちゃんの体調のよい時に行います。

シャンプー事態わんちゃんにとってはストレスになるので、できるだけ短時間で終わらせること

シャンプー後はよく乾かしてあげてください。

はじめにブラッシングを行い、毛玉などは事前にとっておきましょう。


シャンプーリンスのやり方

1、わんちゃんの体を、後ろ足から少しずつぬらしていきます。(お湯の温度はぬるま湯程度

特に鼻・耳・目にお湯が入らないように注意してください。

2、シャンプーを適量分手にとり全身を洗います。

この時、足裏も忘れないように行いましょう。

3、鼻などにお湯が入らないように気をつけながらシャワーで流していきます。

特に耳裏や脇にシャンプーが残りやすいので念入りに流します。

4、最後はリンスを全身にのばし“3”と同じように流します。

5、タオルドライをし、ドライヤーで乾かしたら終了です。

ドライヤーは同じ場所にあてすぎたり、近すぎると熱くなるので注意してください。

わんちゃんの顔は冷風で乾かします。

日常のお世話(爪きり編)

日常のお世話

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わんちゃんの爪は【巻き爪】なので爪を切らず放っておくと、伸びてきた爪が皮膚に刺さり歩行障害をひきおこす可能性があります。

犬用爪きりの種類

わんちゃんの爪きりには2つの種類があります。

ギロチン型ネイルカッター

プロでもよく使うのがこの種類です。

特に小型犬~大型犬にかけてさまざまな犬種につかえます。


ニッパー型ネイルカッター

爪きりが苦手な方、初心者の方は扱いが簡単なので

爪きりに慣れるまではこちらを使うことをおすすめします。

サイズがさまざまあるので幼犬や小型犬、超大型犬の爪もこちらできります。

猫の爪もニッパー型できります。


わんちゃんの爪の切り方

わんちゃんの爪には血管と神経が通っているので切りすぎれば当然血がでてしまいます。

爪きりを行う際は慎重に行ってください。

ポイントは白い爪をみつけること。

白い爪を横からみるとうっすら血管が透けてみえます、爪はそのぎりぎりまで切ることができます。


白い爪がない場合

わんちゃんの爪は巻き爪です。大体、爪のカーブのあたりまで切ることができます。

少しずつ切って爪の中心がやわらかくなったらそれが神経なので爪切りは終了です。


もし出血してしまったら

とにかく圧迫止血。

出血してしまった爪を指でつまみ圧迫します。

クイックストップ(止血剤)を使うと早く止血できます。


ひとつ注意していただきたいことがあります。

爪切りをしていないと爪と一緒に中の血管や神経も伸びてきて爪きりが難しくなるので

定期的に切ってあげてください。


人間の親指にあたる【狼爪】は忘れがちなので必ず切ってください。

まれに後ろ足にもある場合があるので注意してください。